1ヶ月使ってみてから払う育毛剤!?河野メリクロン『蘭夢(らんむ)』

ranmu

日経朝刊内の広告に目を引く広告が。

徳島県にある株式会社河野メリクロンが製造販売を行なう、「蘭夢(らんむ)」という育毛剤。

・男女問わず使える
・年齢を問わず使える

を押し出しているが、これは今となっては驚くほどの内容ではない。

体験談も

「親子3人で使うようになりました」
「主人と共に使って”びっくり”です」

のような、上のポイントを補足する、予定調和的なものが並ぶ。

このような、ユーザーが何かしらかの効果・効能を求めて購入する商品の場合、「満足いただけなかった場合、全額返金します」のような、仕組みをとっている商品は多い。
日本に限った話かどうかはわからないが、日本人は一度使ったものを、わざわざ効かなかったといって返品することは意外としないという話も聞く。

しかし、この商品の広告で驚いたのは、購入時に代金は支払わず、
1ヶ月使って満足した人だけ支払うという衝撃的な仕組みをとっているということ。しかも、満足しなかった場合も製品そのものは送り返す必要はなく、なぜかキャップのみを返送するという流れになっている。

広告には、「50~80代以上の男性も女性もあきらめないで」とあるから、その世代だとついつい払ってしまう人が多いということなのだろうか。

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あらためて調べてみたところ、少なくとも2013年からこの手法で販売しているよう。
原価が安いにしても、新聞広告打ってまでってことは、それなりにうまく行っているのだろう。

今後の動きに注目である。

日立マクセル製の電解還元水生成器『ピュアオスモ GX-7000』

ビズスタに掲載されている広告商品の中でもう1つ気になったのが、水素水が作れるというこれ。

ピュアオスモ GX-7000

キャッチは
水素生活を始めよう
1リットル約2円~3円
とわかりやすいのだが、それ以外の細かい商品内容の説明が、堅い文章で、専門的でまったく頭に入ってこない。

●医療機器認証番号を取得済みの正式な家庭用管理医療機器
●特許取得のリアルタイムリフレッシュ機能で電解能力をバックアップ
…………
…………
といったポイントが箇条書きで続く。

一般的には水素水と言われるが、専門的には「電解還元水」というのが正式なようす。
「電解還元水」は溶存水素を含み、特に胃腸症状の改善効果が認められている。

説明に、平成14年モデル比で溶存水素量が115%以上になっていると書かれているが、10年経って115%ってのは一般市民にとってはピンと来ない気がする。

製造は日立マクセル。販売は株式会社エヌアイシー。

気になるお値段は、定価336,000円(税込)のところ、ビズスタ特典で129,000円(税込・工事費別)とのこと。定価に何の意味が。ひどい。。。

モノはいいのかもしれないが、この広告でこの商品を初めて見て買いたくなるものなのだろうか。
戦略が間違っている気がしてならない。

ビュートラス株式会社『薬用HGドクターズヘアケアシリーズ』

ポスティングや折り込みの広告を見てると圧倒的に女性向けの広告が多いわけだが、デイリースポーツ案内広告社が企画編集を務める「Biz Style(ビズスタ)」が折り込まれていたのでチェック。

その中で、気になったのが以下の商品の広告。

薬用HGドクターズヘアケアシリーズ

簡単に言うと、発毛・育毛促進用の、シャンプー(340ml/5,800円)・コンディショナー(340ml/5,800円)・ローション(250ml/8,800円)の三点セット。

値段もそれなりにすることから想像できるとおり、医薬部外品である。
ビュートラス株式会社という会社が製造販売。

HARG療法の研究に携わる医師が開発した製品とのこと。
知らない方のために説明すると、HARGは「ハーグ」と読み、HARG療法は、発毛率90%以上と言われるAGAの現在の主流の治療法である。
具体的には、幹細胞抽出AAPEによる細胞の活性と生えた毛を丈夫な太い毛に育てる育毛効果に特徴がある。

この製品は、「日本医療毛髪再生研究会」の認定商品であることが広告にも書いてあるが、この「日本医療毛髪再生研究会」が認定しないと、クリニックでもHARG療法を行なえないことになっている。

脱毛が毛が生えてくるサイクルを考えるのと同じように、発毛・育毛でも毛髪の成長サイクルが大事。
2ヶ月ほど使用することで、薄毛スパイラルから脱することができるよう成分設計されているらしい。

今なら、ビズスタ掲載記念で、上の3点セット(20,400円・税込)を買うと、育毛サプリ「HGリライズ錠(60粒、定価3,800円)」とマッサージブラシの「HGクレンジングブラシ」が付くらしい。

ちなみに、3点セットのトライアルキットも3,024円(税込)にて販売されているので、興味がある方はこちらから試すのがいいだろう。

ちなみに、男性だけでなく女性も使用できる商品である。

通販生活の日射熱・UVカット日傘『日陰だまり』

先日のアサヒゴムの業務用ゴムまな板『厨人(くりやびと)』に続き、通販生活/カタログハウスの広告の折り込みから。

キャッチは「遮熱率74%のとびきり涼しい日傘」。
そして、涼しげな表情をしているミドルエイジのモデルさんの写真。

パっと見、売れそう。

さらにブレークダウンされた売り文句は以下の3点。

1.日射熱を74%もカットするのに、写真の通り上品な布張り日傘(綿混)。
2.紫外線カット率は99.9%の頼もしさ。
3.おまけに小雨程度ならはじいてくれる晴雨兼用。

値段は9,799円(税込)。

遮熱率74%が他の製品に比べてどれぐらい優れているのかは一見わかりにくい。
よくよく読んでみると「1万円以上の競合品の中には、遮熱率70~80%前後」の日傘もあると。
この商品も約1万円と考えると、スペックとしては意外と普通なのかもしれない。

しかし、そこはデザイン性や手触りが違いますと、広告では謳っている。

恵比寿の『LEVIGA CLINIC(レヴィーガ クリニック)』

モノクロの外国人のモデルさんっぽい写真素材を使っているのだが、なんとなく90年代頃の、安い美容室のチラシを思い起こさせるクリエイティブ。

エステ脱毛では不可能な「永久脱毛」を実現!として
以下の医療脱毛の3コースを押している。

●全身脱毛5回コース
298,000円

●ヒジ下&ヒザ下5回コース
82,500円

●ハイジニーナ(VIO)5回コース
64,800円

トライアルでワキ脱毛1回1,000円というのもある。
ミュゼのおかげでワキ脱毛の脳内価格破壊が行われているが
このぐらいの値段が妥当な気はする。

他に、キャンペーン中のものとして

●光治療(美肌)全顔トライアル 1回8,500円
⇒しみ、そばかす、くすみ、肌質改善に

●LCインジェクション(水光プラス) 2cc 37,500円~
⇒小じわ、しみが気になる人に

他にも、美容注射系も充実(?)しており

●美白注射 5,500円
●デトックス美肌注射 3,500円
●プラセンタ注射 4,000円
●にんにく注射 2,500円

がある。

さらに、美白コスメも販売しており、動物性プラセンタよりも抗酸化作用が高く、アミノ酸、ミネラル、ビタミンが多く含まれアレルギーリスクが少ないというメロンプラセンタなるものが配合された、スキンローションが200ml 5,780円で販売されている。

以上、金額は全て税込。

睡眠グッズ&家庭の医療器の『ねむりの樹』

睡眠に関する様々なものを扱う「ねむりの樹」の折り込み広告より。

今まで、さほどこの分野については知らなかったが、いろいろとあるものだと感心。

●首の後ろに装着し、体位を横向きに変えるよう促すことで、いびきを減少させる「ナイトシフト」28,500円

●「横向き寝支援用枕」9,334円

●おしゃぶりのような形状で、舌を前方で保持し上気道を拡張し空気の通りをスムーズにする「アヴェオTSD」13,800円

●マウスピースのような形状で、はめて寝ると歯ぎしり予防になる「スリープライト」8,800円

●軽く口を閉じていられるようにし、自然に鼻呼吸を促すいびき対策あごバンド「グーミン」5,000円

そして、SAS(睡眠時無呼吸症候群)治療のためのCPAP装置やマスクなども扱っている。
なお、CPAPとは「シーパップ」と読み、鼻に装着したマスクから空気を送りこむことによって、ある一定の圧力を気道にかける方法で、SAS治療でもっともよく使われている治療法とのこと。

ちなみに、バッテリ駆動で旅行先でも使いやすい「トランセンドEZEX」は168,000円也。

さらには、光を浴びることで体内時計をリセットさせる機能をもつ光セラピー器具なるものも販売されており、耳から光を脳に供給するタイプの「バルケー2」が29,630円、メガネタイプの「リタイマー」が28,000円、据え置き型の「ブライトライトMEプラス」が39,800円。時差ボケ解消だけでなく、単純に朝が弱い人向けでもあるよう。

逆に、リラックスしてスムーズに眠りにつくための機器として、「快眠足まくら」37,905円、手のひらを電極で刺激する「パルスエッグ」4,743円、雨音に似た不規則な音階を奏でる「ゆらぎくん」12,000円などが販売されている。

その他にも、心電モニタや、パルスオキシメータ、鼻洗浄機などのマニアックな家庭用医療器も取りそろえられている。

上に紹介した商品の価格は全て税別。

模擬店用品レンタルの『サークランド』

これは、美容や健康とは関係ないが、こんな業種が折り込みを入れることに驚いた。

要は、綿菓子やポップコーン、かき氷を作る機械などをレンタルしている企業の広告。

さらに、興味深いのは、裏面(むしろこちらが表面?)の家具レンタル事業。
冷蔵庫、TV、電子レンジ、洗濯機の4点セットを
例えば、中古家電で1年間だった場合は45,000円で、新品家電だった場合は70,000円でレンタルしている。

短い滞在だったら、家具付きのウィークリーマンションに住むという選択肢以外にもこういうのがあるんだなと勉強になった。

青山霊園の公募開始のお知らせが石材店の広告で知らされる不思議

最近何度か折り込まれていたのが「鱸猛麟(すずきもうりん)石材店」という、ふり仮名なしでは到底読めない石材店の広告。

この広告で、面白く感じたのは

表面にどーんと
都立青山霊園 公募開始
とあり、

裏面の上半分にも
先行申込み無料受付中!!
とあるにもかかわらず、

小さく、
※当社は東京都とは直接関係はありません。
と書いてあるところ。

そして、裏面の下半分には
広告主である石材店の広告と、「都立青山霊園に隣接」のキャッチとともに「霊園 青山墓苑」の広告が載っているという。

果たしてどういう仕組みなのだろうか。
都立青山霊園の墓地を使用する人がこの石材店を使うこともあるかもという話なのか。

それとも、皆が都立青山霊園を使用する(もしくは使用できる)わけではなく、
多くは別のところを探すわけで、その選択肢として告知している青山墓苑を考えてくれればという意図なんだろうか。

ちなみに、掲載されている情報によると、都立青山霊園の使用料は4,206,700円~10,041,800円(1.55㎡~3.70㎡)で、都内に5年以上継続して居住していないと使用できない。
一方、青山墓苑は130万円~1134万円(0.36㎡~3.24㎡)と青山霊園より小さい区画でも使用できる。

また、都立青山霊園の年間の管理料は1,220円~2,440円。青山墓苑は護持費という名目で30,000円~。
短い期間で考えれば青山墓苑のほうが安く済むが、未来永劫と考えると青山霊園のほうがリーズナブル。

とはいえ、今の時代、何年先まで考えてお墓って買うんだろうか。

総合探偵社エムアール&MR探偵学校

安っぽさと胡散臭さと意味のわからなさが共存する、ある種突き抜けているポスティングのチラシに出会ってしまった。

おそらく、チラシの主目的は探偵学校の調査員募集と探偵業自体の告知の2つなのだと思う。

しかし、探偵犬なるものがドーンとスペースをとっていたり、その内容について説明せずに、いくつかの単語(例:MR探偵学校ブログ)で検索させたがっていたり、それでいてリスティング広告は出稿していなかったり、「カウンセリングで選ばれて」というピンと来にくいキャッチを使用していたり、全国の拠点が写真付きで紹介されるも写真のクオリティが低かったりと、突っ込みどころ満載なのである。

ここまで来ると、逆に興味が湧く…こともないか。

「レディ東京2014年7月号」で気になったもの

毎度毎度いろんなネタを提供してくれる「レディ東京」。

まず1つ目はディナーショー。

青木隆治ディナーショー2014

初見の方だが、説明書きによると美空ひばり、徳永英明のものまねで一世を風靡したそう。
風靡された一世にいなかったんだな、自分は。。。
キャッチには『「昭和の歌姫」が今、ここに甦る』と。
ってことは徳永は出番なし? いやー出さずに時間を使いきれるの?
とかどうでもいいことが気になる。

場所は新宿の京王プラザホテルのコンコードボールルーム。
昼の部14,000円、夜の部17,000円。
夜のほうが食事が豪華ってことなんだろう。

続いては、ペットショップ。

ブリーダー直販の子犬専門店「豆スケ☆豆プー」

豆柴、ティーカッププードル(初めて知った犬種!?)といった、豆サイズの子犬を扱う専門店。
それはいいんだが、初めてペットを飼う方は5万円オフなんだと。
初めてかどうかってどうやって判断するんだろ。。
そして、2年以内にペットを亡くされた方も5万オフだと。。。
要は人に来てほしいだけなんだろうけど。

続いて、女性用(育毛?)シャンプー&コンディショナー。

シャンプーは、頭皮美容へ。アートネイチャー「LABOMO(ラボモ)スカルプアロマシリーズ」

ミッチーこと及川光博がイメージキャラクター。
しかも赤紫のスーツを着用。
アートネイチャーやアデランスなどが女性市場を攻めている話は聞いていたが、シャンプーやコンディショナーも出しているとは知らなかった。
ちなみに、広告のどこにも”育毛”という言葉は使われていないが、「スカルプアロマ」シリーズは頭皮ケア商品であり、利用者は育毛をイメージして使用するのではないだろうか。